武蔵 vs 修徳(写真=矢島公彦)

 一方、武蔵も28分にFW9道前陽輝(2年)のサイド突破からMF7太田吉満(3年)が合わせるが、GK小川凜(3年)が落ち着いたセーブを見せた。

 前半終了間際の36分には武蔵MF10坪井丈(3年)がPA内で好機を迎えるも、再びGK小川が立ちはだかり、修徳が1-0で前半を折り返した。

 後半開始直後も修徳のリズムは変わらない。45分、FW9新翔友(3年)が左サイドから持ち込み、PA外で相手DFをかわすと、右足でループ気味のドライブシュート。雨で滑るピッチをものともせず、ボールはゴール右隅へと突き刺さった。

 エースの2点目で修徳がリードを広げる。中盤ではMF 6東山輝瑠(3年)が安定したボールコントロールで試合を落ち着かせ、攻守のバランスを保つ。守備ではDF5野瀬武虎(3年)、DF8林航琉(3年)、DF19太田夕輔(2年)が高い集中力を維持し、武蔵のカウンターをシャットアウト。70分過ぎにはFW11冨田一騎(3年)が右サイドからのクロスにヘディングで合わせるも、惜しくも左へ外れる。それでも終盤まで集中を切らさず、修徳が2-0で完封勝利を収めた。

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