都立駒場 vs 成立学園

 次の1点が勝敗をわける。後半に入ると成立学園は交代カードを切り、フレッシュな選手を投入。果敢に攻めたが、単発な攻めに終始。一方、都立駒場、回数は少ないながら鋭いカウンターから迫ったが、あと一歩及ばなかった。。

 1-1のまま、前後半80分で決着がつかず、10分ハーフの延長戦へ。迎えた延長後半8分、成立学園はショートコーナー。相手のクリアボールから最後はDF4中善寺壱が左足でシュートを打ってゴール。これが決勝点となって成立学園が2-1で競り勝った。

 キャプテンマークを巻いたGK1タフラン太詞は「自分のミスから流れが悪くなりましたが、前半で1点返すことができました。後半、耐える展開が多かったですが、しっかり声をかけながら、諦めない気持ちというか…そこで我慢してくれたので、最後に1点もぎ取れました。今日はみんなのおかげ。自分はなにもできず、申し訳ない気持ちです」とチームメイトに感謝した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選