
都立駒場イレブン
成立学園の思惑通りにさせなかった都立駒場。素早く、激しく、人数をかけ、ボールを奪った。攻めては遠近両用のカウンターで、そして大きく斜めのサイドチェンジから迫った。好機の数は少ないものの、その鋭さ、相手に与える怖さではまさっていた。
都立駒場の決定機は後半13分。左サイドから進入したMF11志村岳が放ったミドルシュートはバー直撃。会場から大きなため息が漏れた。守備ではDF4 陣内耕を中心に身体を投げ出すばかりの激しい守備で成立学園の攻勢に対応した。戦うイレブン姿はスタンドに掲げられた横断幕「はしれ!せれ!ねばれ!」を地でいくものだった。
それでも地力に勝る成立学園がねじ伏せたが、薄氷の勝ち上がり。出るのは反省の言葉。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

