興國が全国大会初勝利!FW安田の2Gで帝京大可児を下し初戦突破

FW11安田光翔の2ゴールで興國が全国初勝利(写真=会田健司)

 12月29日、第104回全国高校サッカー選手権1回戦が各会場で行われ、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの第1試合で7年連続12回目の出場となる帝京大可児 (岐阜)と、6年ぶり2回目の興國(大阪)が対戦。興國が2-0で初戦を突破し選手権初勝利を飾った。

【フォトギャラリー】帝京大可児 vs 興國

 立ち上がりは興國ペース。FW8水野凪斗(3年)が1分にCKのこぼれを拾ってボレーシュートを放つと、2分にはスルーパスで中央左を抜け出したFW11安田光翔(3年)がGKをかわしシュート。いきなりの先制点とはならなかったが、相手DFの裏を積極的に狙い可能性を感じさせる攻撃を繰り出した。

 対する帝京大可児も守備陣がなんとか耐えて体勢を整える。選手同士の距離間を修正し、局面では相手の逆を突く動きを入れながら前進。4分には右からのクロスを前線で収めたFW10青木嘉宏(3年)が振り向きざまに左足を振ると、12分には右CKからDF4大村琉晏(3年)がヘディングシュートでゴールを狙った。

【次のページ】 1回戦 帝京大可児 vs 興國(2)

▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権