当人は「今までで一番うれしい得点になりました。インターハイが終わった頃から、練習でもゴールへの意識が高くなったんです。走力を生かし、2列目から相手陣地に入ってシュートを打つのが持ち味になってきました」と絵にかいたような出色の得点を喜んだ。
これで戦況が一変し、後半は帝京長岡が試合をほぼ支配。大社に1本のシュートも打たせない一方的な展開に持ち込んだ。
まず後半4分、守備の要人であるCB桑原脩斗(3年)が前線に強い縦パスを送った。後半開始から左ウイングバックだった水澤那月(3年)がFWに移動。その水澤がパスを預かると、GKが前方に出ていたのを見逃さず左足のミドルシュートを決めた。3-1-4-2でスタートした布陣がこの後、4-4-2に変更される。
第104回全国高校サッカー選手権

