今夏の全国高校総体(インターハイ)は準々決勝で、尚志に0-0からPK戦の末敗れた。4強以上の力があったことは確かで、ここから全国高校選手権に向けてプレミアリーグで鍛えてきた。
長い選手権の歴史で、新潟県勢はまだ決勝に進んだチームがない。帝京長岡が第98、99回大会でベスト4入りしたのが県勢の最高成績だ。
古沢監督は「高校日本一を目指す」と目標を口にする。1回戦はベンチ入りしなかったU-17日本代表候補にもなったFW児山雅稀(1年)も、2回戦に向けての準備はできているという。
その2回戦では、前回大会の初戦の2回戦で青森山田を倒した高川学園とぶつかる。古沢監督は「今日はカウンターから危ない場面が2、3本あったので、そのあたりを修正して次に臨みたい。初戦を突破できたので2回戦は落ち着いて戦えると思います」と手応えをつかんでいる様子だった。
(文=河野正)
第104回全国高校サッカー選手権

