だが、この2分後だった。田上が左タッチライン際で相手ボールを奪い取って根木にパス。根木が少し運んでから中央にできた大きなスペースへ完ぺきな最終パスを届けると、走り込んだ臼井がGKより先にボールに触ってシュート。無人のゴールに決勝点が突き刺さった。
神戸弘陵との3回戦では後半アディショナルタイム、右CKからヘディングで決勝点。2試合続けてチームを勝利に導くゴールを挙げた臼井は、「自分のところにボールが来る回数があっても、いいシュートを打てなくて迷惑を掛けていた。次は絶対決めようと思っていたので決められて良かったです」と喜んだ。
これで6-0と完勝した高松商との1回戦、神戸弘陵戦と合わせて3点目。仲村監督は「覚醒したのかな。(決勝点のような)ああいう1対1をよく外していたので、シュート練習をするようになったんです。責任感と向上心からでしょうね。こんなにゴールを取ってくれるとは思いませんでした。今、本当に調子がいい」と感心し、感謝し、賛辞を送る。
第104回全国高校サッカー選手権



















