静岡学園イレブン

 4-4-2の静岡学園は左2列目の安永龍生(2年)が、ドリブルでテンポ良く持ち込んでゴールを狙った。FW加集啓太(2年)は左利き特有のリズムでマーカーをかわし、シュートとパスで相手守備網を何度も慌てさせた。

 作陽は前半3分、山本が強烈な一撃を打ったが、GK太田隼斗(2年)にパンチングでクリアされた。先制ゴールは12分だった。山本の蹴った左CKをGKがクリアし、そのこぼれ球に素早く反応した左SB藤田凌(2年)が決めて先手を取った。

 しかし静岡学園は18分、右CKから加集が入れたボールを右2列目の渡邊唯智(2年)がヘディングシュートを決め、早々に追い付いた。

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