作陽学園イレブン

 当面の目標を問われると、「2月の中国大会で2連覇することです」と即答した。

 いったんは勝ち越し点を蹴り込んだ門脇は、「この大会では球際や競り合いで負けないことを意識しました。準決勝の静岡学園戦でもそれができていたと思う」と胸を張り、「自分の持ち味は土壇場でゴールを決め、最後の最後までファイトすることです。周りに信頼され僕にパスがどんどん来るようにするため、もっと筋トレとか練習を重ねて強くなりたい」と言う強気な1年生の成長が楽しみだ。

 今季のプリンスリーグ中国は優勝した米子北と勝ち点1差で、プレミアリーグ・プレーオフ出場権を与えられる2位岡山学芸館とは勝ち点で並んだが、得失点差で及ばず3位と悔しい思いをした。

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