
作陽学園 vs 静岡学園
試合は2-2で終了しPK戦での勝負に変わった。
8人目まで蹴って5-5。後蹴りの静岡学園は9人目のCB林奏汰(2年)が確実に沈めたのに対し、作陽の最終キッカーのシュートは枠に飛ばず、左ポストをかすめていった。
作陽は内容ではやや優勢だったが、前回大会に続く3位に終わった。初のファイナル進出こそ逃したものの、就任9年目の酒井貴政監督は「いろいろなタイプのチームと対戦し、選手とチームにとって貴重な経験をさせていただきました。前チームの主力はすべて3年生だったので、1、2年生には実戦を積めた価値ある大会になりました」と4日間で7試合消化した意義を口にした。
先制点を挙げた主将の藤田は、「自分たちのサッカーが全国の強豪を相手でも通用することが分かり、自信がついた大会でした」と振り返り、準決勝については「個人の技術、ひとりでも局面を打開する力は静岡学園のほうが上でした」と話す。
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