日大鶴ヶ丘イレブン

 試合は2-2のまま延長戦に突入。日大鶴ヶ丘は後半9分にGK持田のパントキックから村上が惜しいシュートを放ち、追加タイムには桑子の一撃が右ポストに弾かれた。暁星高等学校も後半5分、交代出場したばかりのDF西澤悠吾(1年)の決まったかに見えたシュートが、相手DF安保瑛大(3年)にぎりぎりの所でクリアされてしまう。7分のMF八田光史(1年)のシュートはGK持田に捕球された。

 延長を終えても決着がつかず、PK戦に移行。先蹴りの暁星高等学校は4人目が失敗したのに対し、日大鶴ヶ丘は5人とも決め5-4で持久戦を制した。

 真夏を思わせる強い日差しが照りつける中、両チームの選手が死力を尽くした総力戦は見事だった。

 後半30分からピッチに立った安保は、4月初旬に右足首靭帯を損傷し3日前に全体練習に合流したばかりだ。「同点の緊迫した場面から出場したので少し緊張しましたが、みんなで声を出し合い一致団結して戦い抜きました」と答え、絶体絶命のピンチを防いだシーンについては「たまたまです。カバーに入ったらシュートがきたのではね返しただけ」と謙虚に語り、「まずは初戦を突破したい」と2次トーナメントに向けて意気込んだ。

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▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選