PK戦で相手のシュートを1本阻止したGK伊藤は、大宮アルディージャU18の1年生GKが不足していたため、埼玉栄1年の時にレンタル移籍。昨年1月まで“武者修行”を兼ねて練習と大会に参加した。
「中学時代にも技術を学びましたが、大宮ではユースの指導者からプロに近いテクニックなどを教えていただきました。それをチームに帰ってから還元しています。自分の特長はチームの士気を上げるコーチングと1対1の対応です」
レンタルから戻った昨年は1つ上に松本耀晴という正GKがいて控えだったが、新チームから守護神となった。PK戦でストップした場面について「相手が自分を見ていたので、ゆっくり誘導してコースを読みました」と喜び、3回戦の抱負を聞くと「2試合連続のPK戦なので、次は無失点に抑えて80分で終わりたい」と笑いながら話した。
力がありながらPK戦で屈した西武文理の黒岩宏明監督は、「ロングスローなどでは相手に脅威を与えられましたが、それ以外のところでもっと工夫がほしい。奪ってからの攻撃の質、パスかドリブルかの判断などをさらに高めていきたい」とチームの今後の成長に期待した。
(文・写真=河野正)
▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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