川上耕平監督は「相手がもっと前からガンガンくると予想していたのですが……。あそこまで構えてくるとは思わなかった」と述べ、ラインを少し引いた守備の隊列に面食らったそうだ。「うちは堅い試合は苦手なので、らしくない内容になってしまいました。でもこれが今の力。これから(力を)積み上げていきます」と言って秋の巻き返しを誓った。

 西武台は5分と7分に齋藤、16分に田邊、37分には交代出場のFW小俣琥志(3年)が左から強烈なシュートを打ったが、191センチの大型GK木村依暖(3年)に防御された。結局、前半に挙げた虎の子の1点を守り切って決勝に駆け上がった。

 3年連続のファイナルに進み、関根雄太監督は「下がって前を向く状態にし、センターサークルあたりで構える守りを取りました。選手はなぜ? と感じたことでしょうが、攻めるための守りだと説明しました。しっかりやってくれた」と話し、戦略を遂行したイレブンを褒め、また自らの方策にもまんざらではない様子だった。

【次のページ】 準決勝 浦和学院 vs 西武台(6)

▽令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和8年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選