坂戸西 vs 慶應志木

 坂戸西はマイボールにしてもなかなか敵陣深くにまで進み、効果的な崩しの形にまでもっていけなかった。1トップの柳生柊真(2年)までボールがつながらず、前半25分にトップ下の冨田遥貴(2年)が放ったシュートも枠を捕らえきれなかった。

 優勢に試合を進めながら得点できないでいた慶應志木だが前半36分、ボランチ河邉智宏(2年)が右からクロスを上げると、左2列目の生住勇人(2年)が右足で上手に合わせて決勝点となる先制ゴールを流し込んだ。

 チームで最もゴールを量産中という生住は、「本来はボールを扱う技術も高いのですが、今日のグラウンド状態では発揮しきれませんでした」と持ち味のひとつをPR。値千金のゴールについては「難しいクロスでしたが、ボールをきちんと見て右足アウトで確実にミートしました」と丁寧に解説してみせた。

 今年のチームの強みを尋ねると、「監督が選手に考えてプレーすることを指導してくれるように、自分たちでベストの選択を判断して戦えることです」とはきはき答え、「あと2つ勝って県大会でも自分のゴールでチームを勝たせたいですね」と意気軒高だった。

 1-0で前半を終了。慶應志木は後半開始からパワフルに動き回るFW入江一志(3年)とMF三上裕太(2年)を投入し、坂戸西は昨年の1次トーナメント経験者、MF小暮昊(3年)を送り出して左2列目に配置し、戦況打開を図った。

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▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選