坂戸西 vs 慶應志木

 慶應志木は終盤、その入江と三上のふたりで再三再四にわたり、決定的な得点チャンスを築いた。

 26分に入江が三上の縦パスから決定打を放てば、31分には三上が馬力のあるドリブルから右に外れる強シュート。35分に入江が左から狙った一撃はわずかに右にそれ、40分の入江の弾丸シュートもDFに当たって2点目が入らなかった。

 両チームとも雨でぬかるんだピッチに手を焼いたが、坂戸西はゴール前にマイボールを運ぶ力強さがやや足りず、後半もビッグチャンスをつくれないまま0-1で敗れ、2年続けて1次トーナメントで姿を消すことになった。

 指揮を執って今季で22年目を迎えた慶應志木の山中智之監督は、「先発の7人が2年生ですが、要所は3年生がきちんと締めてくれるのが今年のチームカラーです」と横顔を端的に紹介した後、こう言って笑わせた。「あれだけチャンスがあったのに決められず、スリリングな試合をやってくれますよね。今年のチームはベンチを安心させてくれないんですよ」とジョークを飛ばした。

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▽第105回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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