武蔵はエースの10番澤田廣気が前線で上手くボールキープから時間を作るが味方のサポートが遅れ孤立する時間が続く。中盤では20番梶原健太郎が孤軍奮闘して展開力を発揮するがそのあとが続かず良い形が作れない。対する都立国立は後半16分にCKからの流れでサイドでボールを受けた8番浅沼拓真が速いクロスでゴール前に送るとCB4番信原泰大が頭で合わせて2点目をあげる。キックオフ直後にも左サイドで10番中村遥介が相手を引き付けてヒールパスで追い越した11番柿原聡太へ。最後はファーサイドで待っていた9番小板橋歩が3点目を奪う。都立国立は4番信原泰大と2番河原岳大を中心としたディフェンスラインが相手に決定機を与えることなく3-1で武蔵を退けて次のステージへ上がった。

( 文・ 写真 佐々木竜太)