武蔵のDF平賀惟吹(写真=多田哲平)
全国有数の進学校である武蔵。開成、麻布とともに東京私立の御三家と称され、多くの生徒が東大をはじめとする一流大学へと進む。
その名門進学校のサッカー部の新キャプテンを務めるのが、DF平賀惟吹(2年)だ。チームをまとめながら勉強にも励む高校生活をどんな意識で過ごしているのか。全2回のインタビューのうち、第1回では勉強への取り組み方や工夫を訊いた。
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――サッカーと勉強の両立を目指す高校生活はどうですか?
正直、大変ですね。時間が足りないです。
――忙しいなかで、勉強と部活を両立するために心掛けていることは?
メリハリは大事にしています。部活の時間はとことんサッカーに集中して、終わったら勉強にスイッチを切り替える。どちらも中途半端になるのが一番良くないなと思っています。
――ハードな練習のあとは、どうしても疲れてしまう日もありますよね?
確かに勉強時間が少ない日もあります。でもまったく勉強しない日は作らないようにしています。少しでも勉強する習慣をつけたいので。あと、しっかり寝ないと次の日が辛くなるタイプだと自覚しているから、6時間半から7時間くらいは寝るようにしていますね。
――では1日の主なスケジュールを教えてください。
大体7時に起きて、7時半に家を出ます。8時20分から学校の授業を受けて6限が終わるのが15時。それから部活がある日は15時半から19時くらいまで練習。20時くらいに家に帰ってから、30分くらいでご飯を食べてお風呂に入って、21時から勉強を始めます。だいたい24時くらいまでやる感じですね。20時半から21時までは少しゆっくりする時間を作っています。