■埼玉県 西武台(2年ぶり9回目)

埼玉県大会で優勝を果たし全国の舞台に乗り込む西武台。2年ぶり9回目の出場となった。準決勝で市立浦和を相手に2対0で勝利を収め全国切符を獲得した西武台は決勝でも浦和東に2対0で勝ち、優勝を決めた。95年全国総体準優勝の実績を持つ西武台が埼玉の王者である誇りとプライドを賭けて全国での戦いに挑む。

■埼玉県 浦和東(3年ぶり8回目)

優勝した西武台と共に埼玉代表として全国の舞台に立つのは浦和東。決勝で西武台に敗れたものの、準決勝で連覇を目指した武南に2対1で競り勝って3年ぶり8回目の全国を決めた。堅守を武器に先日の関東大会でも茨城・水戸啓明、東京・駒澤大学高等学校に勝利するなど実力を示してきた。日本代表の守護神、川島永嗣らを輩出した名門校が初の全国制覇を目指す。

■千葉県 習志野(5年ぶり17回目)

強豪ひしめく激戦区・千葉を制し、全国を決めたのは5年ぶり17回目の出場となる習志野。昨年の全国準優勝校で11年連続の全国を狙った流通経済大柏高を準決勝で、昨年の全国覇者、市立船橋を決勝で次々に破り悲願の優勝を果たした。95年に全国制覇の実績を持つものの、ここ最近は強豪校ぞろいの千葉県で苦戦を強いられてきた伝統校。5年ぶりの全国のピッチで大暴れする習志野イレブンに期待が高まる。

■千葉県 市立船橋(2年連続24回目)

過去最多8回の全国総体制覇を誇る名門・市立船橋が今大会もしっかりと全国の舞台に登場する。2年連続で通算24回目の出場を決めた。決勝でPK戦の末敗れた習志野に千葉1位の座は譲ったものの優勝候補筆頭の地位は揺るがない。目指すは連覇のみ。今大会でも間違いなく注目を集める市立船橋の夏は“歓喜の夏”となるのだろうか。

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