8月2日に開幕を控えた平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」。高校サッカードットコムでは各県全出場校を紹介します。あの常連校は?新星は?どんな高校が出るのか予習をして、真夏の戦い、インターハイへ気持ちを盛り上げよう!今回は、屈指の激戦区・関東編!
■東京都 駒澤大学高等学校(初出場)
東京大会を1位で通過したのは駒澤大学高等学校。悲願の初出場となった。準決勝で関東大会覇者、都立駒場を1対0で破り全国出場を決めると、決勝でも成立を2対1で下して初優勝。安定した守備から接戦を勝ち切る勝負強さが印象的な“赤黒の軍団”は10年の選手権以来の全国のピッチで快進撃を狙う。
■東京都 成立学園(2年連続3回目)
駒澤大学高等学校と共に東京代表として全国の挑むのは2年連続3回目の出場、成立学園。持ち前のパスワークから繰り出される多彩な攻撃を武器に勝ち上がりを見せた。初出場した04年大会は4強入りを果たすも、2度の出場となった昨年は初戦で大敗を喫した。雪辱を期す今大会、成立学園のポゼッションサッカーはどこまで通用するか。02年帝京以来の東京勢による全国制覇を目指す。
■神奈川県 麻布大附(2年連続3回目)
神奈川県大会を制したのは2年連続3回目の出場となる麻布大附。準決勝で11年の全国覇者、桐蔭学園に2対1で勝利し全国切符を掴むと迎えた決勝でも向上を相手に3対1と快勝し連覇を達成した。名門・桐光学園や12年の全国優勝校、三浦学苑など強豪が顔を揃える神奈川県大会を勝ち抜いた実力は間違いない。昨年は石川県代表、星稜に敗れ初戦敗退の悔しさを味わっているだけに今大会に賭ける思いは強い。
■神奈川県 向上(25年ぶり4回目)
麻布大附に続き神奈川県から全国の舞台に立つのは向上。25年ぶり4回目の出場となる。準々決勝で12年以来の全国を狙う三浦学苑を破ると、準決勝では優勝候補・桐光学園を破った藤沢清流を退ける快進撃を見せ神奈川県大会に大きな波乱をよんだ。25年ぶりの久々となる全国のピッチで、向上イレブンはまたも快進撃を見せつけることができるか。