■九州勢の躍進
今大会大きな注目を浴びたのは九州勢の勝ち上がりだろう。九州といえば00年頃から黄金時代を築き上げた国見高校(長崎)を思い浮かべるサッカーファンが多いのではないか。その国見が高校総体を制覇した04年以来となる九州勢の優勝で幕を閉じた今大会では、決勝で東福岡に敗れたものの堂々の準優勝を果たした大津(熊本)、そして海星(長崎)、鹿児島実(鹿児島)と、実に半数を占める4チームがベスト8入りを果たした。国見が全国の頂点に立ってからちょうど10年。九州が高校サッカーの主役に再び躍り出る、そんな期待が膨らむ躍進であった。