メンタルビジョントレーニングを提唱している、臨床心理士の松島です。

 ヒトは1日に??万個の物事を考えていて、その95%は前日も前々日も考えていたことだといわれ、その習慣的な考えの約??%が「ネガティブ」なこと!
さあ、?に入る数字はどのくらいでしょうか。答えはコラムの中でお伝えしますね。

■みなさん、5月病って聞いたことありますか?

 基本的に、ヒトは「変化」に弱い動物です。
環境の変化だけでも脳はストレスを感じているのです。

 特に進学した1年生の皆さんは入学1ヶ月で、新しい通学路、新しいクラスでの人間関係づくり、下級生としての部活スタート、レベルアップした学習内容・・・などなど、自分で思っているよりもずっと、体力的にも心理的にも大きなストレスを受けているのです。

 ヒトは緊張している間はそう疲れを感じないものですが、ゴールデンウイークという初めての長期休暇で緊張がとけることがきっかけで、気力が落ちてしまうことがあります。

 これが5月病といわれるもの。
これは誰にでも起こりうることなので動揺しなくても大丈夫!!!
目の前にあることをこなしていく(行動する)ことでだんだん回復してきます。

 ところで・・・
自分に起こるネガティブな状態はすべて良くないもの!と捉えてしまいがちですが・・・

■ヒトは生まれつきネガティブなんです

 ヒトは1日に6万個の物事を考えていて、その95パーセントは前日も前々日も考えていたことだといわれ、その習慣的な考えの約80パーセントが「ネガティブ」なことなんです!

 そして不安になったり緊張することは身を守るため、競争に勝ち抜くために必要な心の動き。心配だから工夫するし、努力するのです。

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