ヒトがストレスがたまる時ってどんな時か知っていますか?
それは・・・
「わからない」時なんです。
思ったようにできないのはなぜ?
どうしてこんな嫌なこと言われるんだろう?
予定通りに進むかな?
人の行動から気持ちを理解できるように研究されているのが心理学なので、「わからない」を減らすために心理学を勉強するのも一つの手です。
しかし、日本では高校までの学校教育に「心理学」という授業はほとんど入っていないので、このコラムで少しでも学んでいただけたら嬉しいです。
そしてこの梅雨の時期。
気持ちが晴れないひとつとして日照時間が少ないこともありますが、雨がいつどのくらい降るのかが「わからない」ので予定している行動が変わってしまうことが多いということも原因に。
晴れが続いている日が多い時期と比べて、「傘は必要なのか」「荷物が濡れないようにしなきゃ」「電車止まったりしてないかな」「部活の練習メニューは?」「試合の日のグランドコンディションは?」など気にかかることがたくさん。
地味にストレスがたまりがちなこの時期こそ、前回のコラムでお伝えしたリフレーミングトレーニングには絶好の時期。
「面倒だな」「イライラするな」「予定が立たなくて不安」という時に、ひとつの考えにとらわれず、いろいろな考え方をしてみましょう。
こういう時期に小さなストレスでリフレーミングができるようになっておけば、大きなストレスがかかった時に効果的な自己コントロールができるようになるのです。 たとえばこんな感じ。
第1回目のコラムにも書きましたが、感情を気持ちの持ちようでは変えられないので、不安をとるには準備をしたり行動すること。
そして、外での練習が限られてしまうこの時期こそ、メンタルビジョントレーニングの肝でもあるワーキングメモリのトレーニングにも励みましょう!
①新聞の短い記事を読んで、印象に残った単語を4つ挙げてみる。
文章を読解していく能力と、言葉の記憶という同時処理を行うことが脳を鍛えます。
②カラオケで歌詞を見ないで歌うようにする。
このように毎月のコラムに載せているトレーニングを「目的を決めて」1ヶ月続けてみてください。効果を感じることができますよ☆
臨床心理士・松島先生及び本コラムへのお問い合わせはこちらinfo@mental-vt.com
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