
尚志MF田上真大(写真=森田将義)
3回戦で当たる可能性がある鹿島学園(茨城)も前評判が高い。今年の3年生は1年生の頃にルーキーリーグで日本一となり、今年1月には裏選手権も制した期待の世代。U-17高校選抜のDF齊藤空人(3年)、190cmのDF中川光星(3年)によるCBコンビを中心に実力者が揃い、大きな穴は見られない。MF白田耀大(3年)を中心に身体能力の高い選手が揃う山形中央(山形)との初戦を突破し、勢いに乗りたいところだ。
反対の山は地元の期待を背負う尚志(福島1)が面白い。MF田上真大(3年)、FW根木翔大(3年)、MF臼井蒼惺(3年)など点が取れる選手が揃うことが今年の強みで、プリンスリーグ東北では10試合を終えて、42ゴール。彼らを支えるDF榎本司(3年)らの存在も心強く、主将のDF西村圭人(3年)はこう意気込む。「今年のチームが掲げるテーマは下克上。昨年は悔しい想いをしている先輩たちを見てきたので、今年こそは必ず全国制覇をしなければいけない」。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)