ーーティアモの選手が実際に企業に入って働いていることで、チームと企業の結びつきが強いということがこのプロジェクトにも活きていますね？

村島
　仰る通りです。そしてもっと言えば、我々のスポンサー企業だけではなくて、学校の周辺の企業も巻き込みたいと思っています。そして育てた人間を送り出すのではなくて、企業と一緒になって子供たちを育てていきたいとも思っています。

それはサッカー部だけの話ではなくて、信愛学院の学生を欲しいと言ってもらえるようになるのがベストだと思います。学生のうちから人材を育てられるというのは企業にとってもいい話だと思っていますので、それは学校と企業の信頼関係にも繋がりますし、企業が一緒になって育てることで、学校も企業も成長できると思います。そういう場所を作っていきたいですし、地域にも貢献できると思っています。

ティアモだけで全部を育てられるとは思っていないので、みなさんと一緒に育てていかないと、子供たちの本当の成長はないと思っています。サッカーの部分ではしっかりとやらせていただいて、僕たちの持っているパイプで学生と企業の架け橋にもなりたいと思っています。

石田
　ティアモさんの底力を感じますよね。信愛学院としてもゼロからのスタートですので、ティアモさんと夢を共有できることがありがたいですし、学校の将来像にも繋がっていくと思いますので本当に楽しみにしています。