キャプテンとして、またCBとしてディフェンスを支える(写真=多田哲平)
――さて、サッカー部では10月から新チームのキャプテンを務めています。責任は感じていますか?
そうですね。なかなか大変です、やることが多くて。
――キャプテンとしてどんな働きかけをしていますか?
新チームとして始動したばかりの今は、選手が主動になることが多くて、練習メニューや練習試合のメンバーは僕と数人で決めています。あとは、やっぱりチームを盛り上げないといけないなと思って、雰囲気作りはいつも気にしていますね。
――雰囲気作りは難しいですか?
そうですね。新年度のチームは例年以上に部員が多いんですよ。僕らの代が15人で、下の代も15人、13人くらいいる。僕らが高1の時は上の代が8人とか9人とかだったので、それと比べると多いので、やっぱりまとめるのは大変だなあと。中3(来年の高1)は部室に入れない状況でコミュニケーションが取りづらいので、グラウンド内で意識的に声をかけるようにしています。
――後輩にはどんな声をかけていますか?
プレーで分からないことも多いだろうから、一緒にプレーしていて、感じたことを伝えています。あとは練習の合間にも話すようにしています。後輩からだと先輩に話かけづらいでしょうし、こちらから話しかけて、なるべくチームの一体感が生まれたらいいなと。
――でも平賀くんはCBだから、チームの空気を読む力には長けていそうですね。
それはあるかもしれないですね。とはいえ、まだまだです。去年は先輩がいてくれて、もっと明るい雰囲気を作ってくれていました。先輩が抜けて、今度は自分たちでいちから雰囲気を作っていきながら、後輩のレベルを上げていかないといけないなと。