國學院大學久我山高校サッカー部の集合写真(写真=國學院大學久我山高校サッカー部提供)

 國學院大學の系列校ながら、例年、卒業生の9割が他大学への進学を選択している國學院大學久我山高校。毎年、国公立大学や早慶(早稲田大学・慶應義塾大学)、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の総称)といった難関大学に多数の合格者を輩出している。

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 生徒募集は男女とも行っているが、「男女共学」ではなく、「男女別学」制を採用しているのも大きな特徴。授業は男女別の校舎で学び、部活動や学校行事などは男女一緒に行っている。

 また、部活動ではサッカー部以外にも、野球部やラグビー部など全国レベルの強豪クラブが揃う、まさに文武両道を地で行く学校だ。そんな同校のサッカー部顧問・倉浪章仁先生に話を訊いた。

――大学系列校ながら他大学進学者の多い進学校というイメージが強いです。

 おっしゃる通りで、国公立大や早慶、MARCHといった難関大学を目指す生徒がほとんどです。私自身が本校の進路指導を担当しており、また、顧問は6人いますが、全員が英語・数学・国語など主要科目の教員ということが、生徒の進学に対する意識に影響しているのかもしれません。

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