サッカー部キャプテン、生徒会長を務めながら勉強にも力を入れるDF阿部幹大(写真=小林健志)

 宮城県の進学校ながら、昨年はインターハイに出場し、選手権県予選は2年連続準優勝。日本代表で活躍したGKシュミットダニエルなどプロサッカー選手も多く輩出している東北学院。今季キャプテンを務めるDF阿部幹大(2年)は学業、サッカーだけでなく、生徒会長まで務めて多忙な日々を送っている。そんな中、壮大な夢も明かしてくれた。

【フォトギャラリー】東北学院

――生徒会長もされているそうですが、生徒会長とサッカー部のキャプテンと勉強をやっていくのは大変じゃないでしょうか。

 最初はすごく大変でした。自分の身勝手な選択でできることではありません。他のみんなが生徒会長もやりながらのキャプテンでも良いよ、キャプテンは僕しかいないと言ってくれたからこそ、キャプテンになりました。今も生徒会で部活に遅れることはあるのですが、周りが理解してくれています。

 もちろん体力的にも時間的にも厳しい部分はありますが、そこは自分がやると決めたことなので割り切ってやっています。正直大変ですけど、もっと大変な人はいるのかなという思いで、まだもがいている段階ですがやっています。

【次のページ】 勉強も生徒会長もキャプテンも…この学校を選んで良かった|東北学院 DF阿部幹大#2【文蹴両道】(2)