東北学院イレブン(写真=小林健志)
――今年は宮城県リーグ1部、県高校総体、選手権県大会で優勝を狙うシーズンになりますが、どんな1年にしたいですか。
僕たちの代は昨年から試合に出ているメンバーがとても多いです。正直、東北学院は宮城県の中だと勉強もサッカーもできるけど、育英や聖和より下だよね、と見られていますが、それが悔しいです。東北学院を全国で戦えるチームにする、とみんなに誓っていて、サッカー部をもう1個上の段階に持って行きたいです。
もちろん今、勉強は各自頑張っていますし、サッカーも選手権で県2位に入る力は持っていますが、サッカーも強くなって全国で戦えて勉強もできるとなったら、東北の中で新しい色ができます。聖和はドリブルがあって、育英が強さがあって、学院には何があるのかと言われたら、「勉強はできるけどサッカーは…」という意見が出てしまいます。サッカーで全国で戦えるチームになった時に、東北学院サッカー部がもう1個上の段階に行けると思いますので、そういう気持ちを持って1年間戦おうとみんなに言っています。宮城には東北学院があるということを全国に出したいです。