MF三木武陽(写真=河野正)

――慶應志木に入学してからも、サッカー部に入るつもりだったのですか?

 いいえ、正直入学した当初はサッカーを続ける計画はありませんでした。ただただ、試験に合格することだけを考えていました。慶應志木はいろんな部活動があり、その中で最初は弓道部に興味を持ったのですが、やっぱり幼稚園の年中からやって来たサッカーが一番合っていると思い直し、入部しました。

――慶應志木を受験したのはなぜですか?

 最も大きな理由は学力の高い高校に入りたかったからです。自分が中学生の時は、ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大で学校見学や学校説明会がなかったので、慶應志木についていろいろ調べてみたら自由な校風というのがとても魅力的でした。実際に入学してみると、想像していた通りのいい雰囲気の高校だったので、選んで良かったと感じました。二番目の理由というのが、自宅から学校まで約30分という近距離だったことです。

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