中学生の時に勉強するのは定期テストの1、2週間前からだけだったが、三田学園に入ってから勉強に対する意識が変化。「特に高2になってからはチーム全員、暇があったら単語帳を見ているので、それにつられて自分も単語帳を開くようになりました。三田学園にはそうした環境なので、ほぼ全員が勉強に対する意識を高く保てています」。

 学校の息と帰りに単語帳を開き、家に帰ってからもご飯を食べて眠くなってもひとまず机に向かう。「一旦やり始めたらスイッチが入って勉強が長続きできるので、なるべくベッドで寝たり、スマホに触らないようにして椅子に座ろうと意識しています」。

 テスト期間は1週間前からオフになるものの、プリンスリーグと重なることも多いためテストの日だけは1時間ほど練習を行なう。練習が終わって選手みんなで近くの図書館に行って、みんなで教え合いながら勉強するのがテスト期間のルーティンだ。そうした勉強方法を行なってきた結果、中学時代は4.5だった評定は高校入学後、オール5までになった。「指定校推薦を使いたいと思ったら評定が大事。他との差を付けるために全強化万遍なく勉強してきた。大変だけど、環境がみんなやらなければいけない環境なのが大きい。全員が自発的に頑張っているので、しんどさは感じません」(鈴木)。

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