前半を5対0で折り返し、後半も引き続き大量得点が期待された。ところが、クロスやシュートといった最終段階での精度を欠き、チーム6点目が決まるまで33分間を要してしまう(後半18分に交代出場していた難波祥平のドリブル突破からの右クロスを、同じく11分に交代出場していた田里駿がフリーで相手ゴールに突き刺す)。
FKやCKのキッカーを務めるだけでなく、左サイドバックとして再三、オーバーラップし、ゴール前にクロスを供給し続けたレフティーの山之内裕太は「決定的なチャンスをもっと作り出さないと怖さも出てこない。味方の動きを見て、イメージはできていたけれど、キックの強さとか、コースとか、今日はちょっと中途半端になってしまった」と反省の弁。
自身の持ち味である左足の精度を磨くべく、試合後、ゴール前にダミーを持ち出し、藤井慎之輔とともにFKの練習を続けていた。
およそ1カ月ぶりにケガから復帰したボランチの田中崚平は後半30分に松川翔と交代するまでハツラツとプレー。「前線に飛び出していくのが自分の持ち味のひとつだけど、結構、出ていけたんじゃないかと思う。楽しかったです。久しぶりのゲームで(笑)」と好感触を口にしていた。
次節から最終節まで上位陣との直接対決が続く。首位に立つ城西国際大にとって、いよいよ正念場だ。まずは10月11日、春期リーグで1対1と引き分けた国際武道大をホームに迎える。キックオフは13時50分。
試合の大きな焦点は球際であり、セカンドボールの奪い合いだ。屈強なファイターをそろえる国際武道大とのフィジカルバトル。その応酬に負けるわけにはいかない。
(取材・文・写真=小室功)

