フリーキックを決め喜ぶDF山之内

 後半、気持ちを切り替え、更なる追加点を狙いたい城西国際大は、MF竹本佳、MF花本敏生、MF山本真澄を投入。後半早々、相手にシュートを放たれるもゴールならず。攻撃を続けていてもディフェンスの意識はしっかり持っている城西国際大。そう簡単にゴールは割らせない。そして序盤から、前半と異なりボールをつないで攻撃に枚数をかける城西国際大の持ち味が出る試合展開となっていく。そして後半13分、ゴール前でフリーキックのチャンスを得ると、それをDF山之内裕太が直接決め2対0。

 得点を決めたことで徐々に本来の持ち味を出し始めた城西国際大の攻撃はますます加速し、その10分後にPKのチャンスを得る。それを途中出場のMF竹本佳が冷静に決め3点目。その2分後は左サイドのDF山之内裕太のロングパスにMF竹本佳が反応し4点目。攻撃陣の勢いは止まらず、その後もMF小栗和也の見事なカーブを描いたロングシュートが決まり5対0。その1分後には、相手GKのハンドで、絶好の位置でフリーキックのチャンスを得ると、そのフリーキックをまたしてもDF山之内裕太が直接決め6対0。
 フリーキックを直接決めたDF山之内裕太は自身のゴールについて「大学のリーグで初ゴールたったので、嬉しかった。普段からフリーキックの練習はしていますが、まだまだなのでこれからさらに練習して精度を高めていきたい」と話した。

 後半、相手の運動量が急激に減るも、まったく前半と変わらない城西国際大は最後まで貪欲にゴールを狙い、MF山本真澄が追加点を挙げ7点目。そして試合終了間際にはMF竹本佳のパスにMF花本敏生がシュートを決め8対0。前半のもどかしさが嘘のような大量得点で試合を終えることになった。
 後半途中出場で1ゴール1アシストとチームに貢献したMF花本敏生は「決める時にしっかり意識して決められて良かったです。自分の持ち味は縦への突破なので、試合もできるように意識して試合に臨んだ」と話してくれた。

 試合後は、チーム全員で勝利を喜び合った城西国際大。前後半で試合内容がまったく異なった今回のゲームに、小山監督は「うちというよりは、相手の違いかな。前半はしっかり守ってきたけど、後半、体力の差で相手がついてこられなくなった。そういった中でファールも増え、こちらがチャンスをものにした結果だと思う」と話してくれた。
 次戦は5月4日、アウェイで江戸川大学と対戦する。

【取材・文・写真=伊藤千紘】