5人まで交代可能という大会規定を大いに活用し、福井監督は次々にカードを切っていく。

 まず、後半のスタートから徳田勘太に代えて武者史也、松川翔に代えて飯塚寿輝也、その15分後に平野皓巴に代えて田里駿、井上達貴に代えて河口海斗、さらに後半21分には藤井慎之輔に代えて上原牧人を投入し、チームに変化を加えた。

 左SBに入った1年生の飯塚寿輝也は利き足の左足から繰り出されるクロスが持ち味。今後、出場機会が増えていきそうなひとりだ。

前半に比べて相手の足が止まってきて、また大柄な武者史也、上原牧人が前線に並んだこともあって、定石のサイドアタックが功を奏し、立て続けにゴールを重ねていく。

 交代出場の田里駿がハットトリックを達成すれば、武者史也、上原牧人も1点ずつを加え、左のチャンスメーカーである三宮捷が後半41分に自身3点目となるゴールを押し込んだ。終わってみれば10対0と、チームの雰囲気は上々だ。

 4月15日、次の相手は宿敵・明海大に決まった。会場は今回と同様ホームで、キックオフも変わらない。

「お互いに優勝をねらっていくチーム。簡単なゲームにはならないと思います。90分間、我慢強く戦えるか、そこが大きな焦点でしょう。チーム全体のベクトル合わせが重要になってくる」(福井監督)

 今季の千葉県大学リーグを占う意味でも注目の一戦にほかならない!

(取材・文・写真 小室功)