ゴールを決めて喜ぶ富田林イレブン

 2月5日、令和3年度大阪公立高校プレ大会予選グループが各地で行われ、ぬグループの富田林は、後半CKから2得点を決め、2-0で大手前を下した。勝利した富田林は1勝1敗で予選グループを突破した。

 ゲーム後、東出翔馬監督は「コロナ影響や怪我で今日も来れていない選手もいる中で、人数も少なかったんですけど、代わりに出た選手が頑張ってくれて、内容は良くなかったですが勝つことが出来て良かったです」と試合を振り返った。

【フォトギャラリー】令和3年度大阪公立高校プレ大会 ぬグループリーグ 富田林 vs 大手前
【マッチレポート】令和3年度大阪公立高校プレ大会 ぬグループリーグ 富田林 vs 大手前

 ゲームを作っていたMF布谷亮達とMF岡田悠太のダブルボランチがに対しては「本当はもっと落ち着いて、ターンだったり出来ればよかったんですけど、サイドへ振り分けたりするところは良かったと思います」とコメント。

 「守備メインでリアクションになるんですが、ボールを奪ってから速攻やビルドアップになるんですが、まだまだボールを失うシーンが多いんで、そこの精度をこれから上げて、これから春季大会でいい戦いが出来ればと思っています」とチームの課題を話した東出監督。「まずはしっかりと後ろを固めて、良い守備から良い攻撃に繋げていくところがポイントですね」と守備から攻撃への切り替えの部分に今後は取り組んでいくつもりだ。

 「春季大会で中央トーナメントに行く事」が目標の富田林。この公立校プレ大会で決勝トーナメントを勝ち抜き、チーム力をさらに上げていきたいところだ。

 (文・写真=会田健司)

▽令和3年度大阪公立高校プレ大会
令和3年度大阪公立高校プレ大会