選手たちに指示を送る東住吉の村井健太監督
2月6日、令和3年度大阪公立高校プレ大会予選グループが各地で行われ、ねグループの東住吉は前半からゴールを積み重ね21-0で大阪園芸を下した。勝利した東住吉は予選グループを1位で突破した。
ゲーム後、東住吉の村井健太監督は「入り方が難しい試合だと選手にも話していて、その中で自分たちのスピードであったりやり方を如何に貫きながら、早めに得点を取れるようにと試合に入りました。毎週ゲームがあって、課題を見つけてとやっている中で、今週はしっかりとボランチが沢山ボールを触って、そこから相手のラインを突破しながら逆サイドに振って数的優位を作って、最後のゴール前まで行こうとやってきて、それを意識して試合に入りました」と試合を振り返った。
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今年のチームの特徴については「去年の3年生は大きい子が揃っていてハイボールも競り勝てたんですが、今年は小柄な子が多いので、本人たちにもどんなサッカーをしていこうかと話をしてきて、『細かく繋いで崩していくサッカーをやりたい!』との事だったので、それを目指しながらワンタッチ目の抜き方だったり、相手を見て外すところを意識して彼らはトレーニングをしてきているので、そこが出来てきたかなというところです」とコメント。
また、コロナの影響については「まずは選手のモチベーションを如何に前向きにさせてあげられるかが大事だと思っていますので、良い状態の時に休校になってしまったりしてしまうので、『ある程度は仕方がないから受け入れて、どうやってうまく付き合って行けるか』ということを自分で前向きにコントロールして、チームで集って練習できることはありがたいことだから、『前向きに楽しくやろうぜ!』とやっています。ただ、競った試合では厳しさも必要だったりするのでその辺は難しいなと思っています」と難しさを抱えながらも上手く付き合っていく事が大事だと話した。
今大会、決勝トーナメント進出を決めた東住吉は「まずは自分たちのやってきた事をやりながら、一つ一つ勝って行って上に行きたい」と上を目指し、「去年は(インターハイ予選で)5回戦まで行けましたので、今年も5回戦まで行きたいと思っています。リーグ戦では4部に降格してしまったので、また3部に昇格すること」とインターハイ予選5回戦進出と3部リーグ復帰が目標だ。
(文・写真=会田健司)
▽令和3年度大阪公立高校プレ大会
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