堀越の佐藤実監督は「今日はちょっと全く違う空気感で、特に前半は選手の硬さが残っていた。久我山さんのペースだったと思います」と試合を振り返る。
立ち上がりは久我山が堀越の3バックの外側を突き、シュートを浴びる時間が続いた。しかし16分、FW8小川凌太が胸で押し込む技ありの先制点。この1点がチームの重さを吹き飛ばした。
「小川が先に点を取ってくれたことで、ベクトルが自分たちに向きました」
【次のページ】 堀越、“主役”はひとりじゃない 昨年度選手権得点王FW三鴨奏太が示した新しいチーム像と、佐藤実監督が見据える全国の頂(3)
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選