チームを牽引する3年生2人が決めた埼玉平成が実に9試合ぶりの勝利!

 埼玉平成は立ち上がりから積極的にプレスをかけると前半8分に先制点。高い位置で奪って1年生MF金田璃空が左サイドを抜け出し、クロスに佐藤が合わせて早々に試合を動かした。対する県立浦和は前半26分にMF小峯拓也がフリーキックから直接ゴールを狙っていくが、シュートは枠を捉えることができない。直後埼玉平成は斎藤のシュートがキーパーに弾かれたこぼれ球を1年生FW山賀翔太が詰めてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定となった。県立浦和は終盤プレスが嵌り始め、攻める展開も増やしていくが、なかなかシュートを打つまでには至らず。互いに記録上のシュートは1本と静かな展開の中でハーフタイムを迎えた。

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