近大附が槻の木を下しベスト16

 10月20日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選2次予選5回戦がJ-GREEN堺で行われ、近大附槻の木を下しベスト16に進出した。

シードの為これが初戦となるプリンスリーグ関西を戦う近大附と4回戦で山本を破った槻の木の一戦。前半開始から近大附がペースを握ると14分、7番MF中島伸昨のゴールで近大附が幸先よく先制する。その後もゴールを決めた中島を中心に一方的に近大附が攻めるものの、槻の木ディフェンス陣も粘り強く対応し追加点は許さず、前半はそのまま1-0で折り返す。

後半も近大附ペースは変わらず、後半開始から出場の2年生18番FW森圭が前線で躍動し槻の木ゴールに襲い掛かる。すると59分、その森圭がゴールを奪い近大附が追加点を挙げ2-0で近大附が勝利した。

槻の木は強豪相手に身体を張った守備で2失点に抑えたが、攻撃の形をなかなか作れず昨年同様5回戦での敗退となった。対する近大附はシュート23本と圧倒したものの、わずか2得点と決定力不足を露呈。次戦以降改善が必要となるだろう。勝利した近大附は6回戦で大商学園と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
第98回全国高校サッカー選手権大阪予選