都立武蔵村山が”押せ押せムード”で豊島学院との接戦を制す!75分にMF小松颯希が決勝弾

値千金の決勝弾を決めたのはMF小松颯希だ(写真=多田哲平)

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が9月17日に行われ、都立武蔵村山豊島学院が対戦。都立武蔵村山が1-0で勝利を収め、都大会(2次予選)進出を決めた。

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 「まず雰囲気で勝とう」

 そう声を掛け合う都立武蔵村山は開始直後から押せ押せムード。MF8南信伍(3年)とMF11小松颯希(3年)の両サイドの突破力を活かしながら豊島学院ゴールを目指していった。

 長短のパスを織り交ぜてくる豊島学院の攻撃に対しては、DF4菊池龍弥(3年)とDF3小沢健太(2年)のCBコンビを中心にはね返し、テクニックが光るMF10名良橋快(3年)とFW11大野覇郎(2年)ら相手FWの進入を許さない。

 「前から行こう」とゲキと飛ばし合いながら臨んだ後半も、都立武蔵村山アグレッシブな姿勢を貫いた。

 58分には右サイドからのパスに抜け出したFW9志賀駿輔(2年)がGKと1対1に。60分には左サイドの小松のパスからMF10小峰広成(3年)がシュートを放つ。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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