開成を2-0で撃破!城北が4年ぶりに都大会へ

城北のMF則本雄大は巧みなテクニックで攻撃を牽引。後半には得点も(写真=多田哲平)

 第101回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選ブロック決勝が9月18日に行われ、城北と開成が対戦。城北が2-0で勝利を収め、都大会(2次予選)進出を決めた。

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 20分以降は強い雨が降り続いたが、城北は徐々にテンポの良いパスワークを展開。リズムを掴み開成を押し込んでいった。

 攻撃の軸となったのはトップ下のMF19則本雄大(2年)、右サイドのFW8新井悠斗(3年)、左サイドのFW21古谷凜空(3年)という2列目のアタッカーだ。則本が巧みなテクニックを駆使して好パスを供給し、新井と古谷が突破を図るなど、多彩な形でゴールを目指す。

 なかでも新井は幅広く活躍。31分にCKでチャンスを作ると、32分にはミドルシュートで開成ゴールを襲う。いずれもゴールには至らなかったが、その新井に前半終了間際にもビッグチャンスが訪れる。40+3分、右サイドでボールを持ったDF4関口陽也(3年)のクロスに合わせてニアに飛び込みながら、ついにゴールをこじ開けてみせた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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