10月9日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック2回戦が行われ、武蔵と都立野津田が対戦した。

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　試合は、開始わずか1分で動く。幸先よくリードを奪ったのは都立野津田だ。左サイドからクロスが上がると、ファーサイドでMF7栗城孝志(3年)がヘディングで合わせて先制点を奪ってみせた。

　先制を許してしまった武蔵は、序盤こそ主導権を握られてシュートまで持ち込めずに苦しんでいたものの、次第に落ち着きを取り戻し攻勢を強めていった。

　そして前半14分にビックチャンスが訪れる。MF10大島千虎(2年)がペナルティエリア内左からシュート。これが立ちはだかるGKをすり抜けて決まったかに思われたが、相手DF10田中来夢(3年)にゴールラインギリギリで掻き出され、ゴールとはならず。

　前半の中頃になると、躍動し始めた武蔵の選手たちはテンポの良いパスを展開し、試合は一進一退に。