先制ゴールを決めたMF原水は「前半は0-0で難しい展開でしたが、"絶対に俺が決める!"とプレーしていて、後半からFWになったので"やっと点を決められる"と思っていました。前半は押し込まれる時間が長かったですが、そこで耐えられた事がこの勝ちに繋がったのかなと思います」と今大会自身7点目となったゴールを喜び、「去年の芥川は3位だったんですが、ここまで来れたのでこのまま優勝まで行って先輩たちに自分たちの成長をみせたい。もっと点を取ってチームを勝たせられるように頑張りたいです」と意気込む。

 そして2点目を決めたアンカーのMF米田は「自分的には良いプレーは出来なかったんですけど、点は決められたのでチームに貢献は出来たかなと思います。相手もめっちゃ上手くて難しかったですし、連携もまだまだ足りていないと感じました」とゴールを喜びながらも、課題についても言及した。

 予選リーグでは「声も全然出ていなかった」という芥川だが、今大会を勝ち進むにつれて「状況も雰囲気もどんどん良くなってきている」と米田。「同じ高槻市内の相手なので絶対に負けられない。自分が試合の中で一番活躍できるように頑張ります」と決勝戦に向けて意気込みを語った。

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令和4年度 第1回大阪公立高校サッカー大会