正智深谷 vs 昌平Ⅱ(写真=河野正)
前半35分に山口、37分に平、38分にはMF田中洸成(3年)と玉田が連続シュートしたが、相手DFのブロックに阻止される。
正智深谷はなかなか敵陣深くに進入できず、前半の決定的なチャンスは1度だけ。19分にFKから右SB金田惇世(3年)がヘディングで合わせたが、ゴールの中で相手DFにかき出されて先制機を逃した。
後半に入っても大勢は前半と同じで昌平がペースを握り、25分に玉田のパスから右SB松村優成(3年)、43分にはFW松本レイ(2年)が強烈な一撃をお見舞いしたが、正智深谷CB平塚大吾(3年)のビッグセーブに遭い、無得点のままタイムアップとなった。
正智深谷は後半27分にDF佐藤飛友(2年)を投入すると、4バックから5バックにして守備ラインを手厚くし、昌平の高い攻撃力を防御。後半の決定打も、29分に1トップの佐合海哉(3年)が放った1度だけだが、リーグ最少の9失点という堅陣が最後まで集中力を持続してほころびを出さなかった。