正智深谷、9大会ぶり3度目の優勝
正智深谷、9大会ぶり3度目の優勝(写真=河野正)
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2023埼玉県S1リーグは12月3日に最終節の5試合が行われ、“優勝決定戦”は首位の正智深谷が2位・昌平Ⅱと0-0で引き分け、2013年以来9大会ぶり3度目の優勝を遂げた。20年は新型コロナウイルス感染拡大のため、順位付けをしなかった。正智深谷はプリンスリーグ関東2部昇格を懸けた参入戦(12月16、18、20日・茨城県鹿嶋市卜伝の郷運動公園)に臨み、ジェフユナイテッド千葉U-18と初戦を争う。
正智深谷は8強入りした第102回全国高校選手権埼玉予選とほぼ同じ顔触れの陣容が先発。昌平Ⅱは同予選の全3試合に先発したMF山口豪太(1年)がスタメン出場し、同予選決勝で得点したMF三浦悠代(2年)も前半途中からピッチに入った。
試合展開は玉田陸翔(3年)と山口の両MFによる鋭いサイドアタックをはじめ、トップ下の工藤聖太郎(3年)や1トップの平叶大(3年)らが積極的にゴールを狙い、昌平のリズムで推移していった。