前半を1-1で折り返すと、後半は聖望学園の時間が続いた。11分の太仲のシュートはDFに跳ね返され、これで得た右CKが混戦になったところをCB武田渉吾(3年)が左から決定的な一撃をお見舞いしたが、左ポストのわずかに外だった。
聖望学園は26分、ファサン ダニエルと増本怜音(ともに3年)の強力FWを投入、浦和学院は半ば過ぎから4バックに変更し、守備の安定を図った。
後半はともに無得点で延長に突入。得点チャンスのなかった浦和学院に対し、聖望学園は前半9分にダニエル、後半5分に交代出場のMF海沼隆一郎(3年)が強烈なシュートを放ったが、いずれもGKの好守に阻止された。
延長でも点が入らずPK戦にもつれ込んだ。先蹴りの聖望学園は3人目がバーに当てて失敗し、浦和学院は4人目まで全員成功。聖望学園の5番手がGK岡本悠汰(3年)に止められ、4-3で決着した。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選