5年間指揮を執った村松浩監督に代わり、1月の新人大会南部支部予選からさい配を振るう川上耕平監督は、「うちはセットプレーからの失点が多いんですが、高さのある聖望学園相手にやられなかったのが収穫」と満面に笑みを浮かべながら試合を振り返った。

 途中から4バックにして柔軟な対応を見せ、最少の1失点でこらえた。昨季までの8年間、コーチを任されていた“新人監督”は「よくやってくれたが、ここで満足したら終わり。まだ明日もあるし、その次もありますから」と手綱を締め直す一方で、優勝候補の一角を倒したことでベンチ外の部員ともハイタッチして喜びを爆発させた

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選