両校はこの4年間で1回戦での対戦が3度もあり、3年前は国際学院が0-3から4-3で逆転勝ちし、昨年は聖望学園が1-1からのPK戦を制している。

 4-2-3-1の陣形でベストメンバーを編成した聖望学園は、ボランチ小山晃也(3年)を経由して右の野元里晟、左の原嶋佑哉(ともに3年)の両サイドアタッカーが外から果敢に敵陣へと進出。長身のエースFW太仲貴哉(3年)をターゲットにした攻撃で得点を狙った。

 国際学院は昨年の対戦でただひとり先発した左MF松﨑隆弥(3年)が、旺盛にボールを引き出しては突破を試みた。ボランチ松本虎太郎(2年)が落ち着いてボールを散らしながら、敵の守備の穴を突こうとした。

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▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選