
2得点を挙げた東京朝鮮中高級学校DFキム ・ジナ
大量得点の足掛かりを作ったウ・セヒョンも「結果で見たら5点が入り勝ちましたが、これから上がっていくには1点失点したとこもそうですし、決めるところももっとあったし、自分たちの目標はもっと高いので、そこに向けてもっともっと強度を上げていかないといけない」と気を引き締める。
また、新たな武器とも言えるセットプレーについては「これまでセットプレーの得点が少ない中で今日は3点を決めることができた。これまでセットプレーはあまりやって来なかった中で、今日うまく決めることができましたし、今年は身長が高い選手が揃ってる部分もあるので、これからもうまく武器にしていきたい」と自らも2得点を挙げたキム・ジナも手応えを感じている。
そんな殊勲の2人が揃って口にする「西が丘で勝って全国へ」という目標。指揮官が唱える「前の試合より良い試合をする」を積み重ねることで、目標は現実となっていくに違いない。
(文・写真=西山和広)
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)