「前半は、駿台(学園)ということで構えてしまい前からプレスがかけれなかった。ハーフタイムに監督に喝を入れられて、後半は気持ち入れ替えて全員で走ることを意識した」とキャプテンFW20井街雅斗の言葉通り、都立高島は後半に入ると持ち味の裏のスペースへの抜け出しを図り反撃の機会をうかがう。57分、井街のスルーパスに途中出場のFW9谷屋将明が抜け出すも、駿台学園の巧みなラインコントロールにより阻止されてしまう。73分には、ゴール正面で谷屋が叩いたラストパスをDF9片桐陸羽がシュートするもGK1富沢優理の好セーブで弾き出されゴールならず。さらに終了間際の79分には、片桐のスルーパスに反応した谷屋が遂にゴールネットを揺らしたかと思われたが、無情にもオフサイドの判定。結局、前半の1点を守り切った駿台学園がそのまま逃げ切り勝利を収めた。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)