試合後、駿台学園の大森一仁監督は「前半は押し込めたが、後半は初出場の子たちを入れてからバタついてしてしまった。ゲームコントロールがしきれなかった」とまずは反省点を口にすると「まだまだチームとしては出来上がっていないので、できる限り早めにチームの道筋を立てたい」と今後に向けての目標を唱えた。
一方、惜しくもあと一歩及ばなかった都立高島。試合後はグラウンドの片隅で安田和弘監督を中心に30分におよぶミーティングを敢行。「自分たちは1年生の時から今まで甘えがあって、それが今回の結果になってしまった。もう1回全部気持ちを切り替えて毎日が公式戦のようなイメージで悔いのないように取り組みたい」(キャプテン井街)、「自分たちの甘えに負けていた。今後はもっと自分を磨いてどんな時にも決められるようになっていきたい」(谷屋)と選手各々が足元を見つめ直し、前を向いた。
(文・写真=西山和広)
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)